そうそう


 始業式の日、4年2組の山田裕也くんが職員室にやってきて、「先生、これあげる」と言って折り紙でつくったテッポウユリをプレゼントしてくれました。他の先生方にも渡していましたが渡しに来るまで、この子はどういう思いでいたのかな?と少し考えました。しかし歓迎には違いないので、机上のペン立ての上にテープで貼っておきました。

 清掃のとき、余ったダンボールの始末の仕方がわからずそばにいた6年生に聞いたら、ちょっと説明したあとで「私,持って行ってあげます」と気持ちよく手を出してくれました。持って行ってもらうという発想自体がなかったのでちょっと驚くとともに、この子の育ちのよさに感心しました。6年3組の浜野香織さんというお子さんです。

 ものの置き場所について聞かれ、教えてやるよりは持って言ってあげようということは気づけばたくさんの子がやってくれるはずです。しかし「気づく」ということがとても難しく、私などはそれでよく後悔します。

 4月3日の日に、学校に遊びに来た児童が木の棒を投げて遊んでいるうちに体育館ギャラリーのガラスを割ってしまいました。ここで棒なんか投げてはいけない、ということに気づかなかったのでしょう。

 本人たちは正直に言って来ましたし私も指導したのでそれでおしまいなのですが、割ったガラスと同じものを入れるとガラス代だけで6万円とか。とても無理なので4万円ほどのアクリル板にしてもらいました。けれど手間賃まで入れたらやっぱり6万円ほどになってしまいました。

 事務の馬場先生にお聞きしたら今年のガラス修繕費、予算は10万円だそうです。1学期始業式前に60%の予算執行率になってしまいました。

 大きなガラスは手間賃も入れると1枚8万円ほど。小さなものでも1万6000円以上します。こういうことも折に触れて話してやると多少は控えてくれるのかもしれませんね。

(ちなみに、大型バスのフロントガラスは200万円だそうです)。

 新学期そうそう、さまざまな思いをさせられる4月です。