カイト・カフェ

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「昨日の研修会で話題になったこと」~『普通の教師の普通の努力』では学級経営はできない時代

 今日はスペースが少ないので簡単に書きますが、昨日の研修会でこういうことが話題になりました。

 もしかしたら、今や『普通の教師の普通の努力』では学級経営はできない時代になっているのかも知れない。普通の教師の異常な努力、あるいは天才的な教師の普通の努力、最低でもそのいずれかがないと、いつか学級は潰れてしまう、そしてそのことを世間の人々はほとんど知らない。
 教室で児童がきちんと座り、教師の発問に三分の一以上の児童が手を挙げ、答えようとする、その当たり前の姿が、じつはまったく当たり前ではなく、教師の技量や張り詰めた集中によって維持されている。そういうことを保護者たちはまったく知らないし、私たちも知らせてこなかった。そんな中で「授業改善」「綱紀粛正」をいくら叫んでも、先生たちは素直になれないのではないか・・・そういうことです。