カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「新学期が始まりました」~改めて、がんばりましょう。がんばらせましょう

 かつて「不登校の子がやりなおそうと思う時」という話を聞いたことがあります。それによると、新学期・元旦・誕生日、そして意外なことに「節分」も都合の良い日なのだそうです(邪を払って出直す)。どんな子も、ここ数日は新しい気持ちで出発し直そうと考えています。この機を捉えて、良いところは誉め、大いに伸ばしてあげましょう。

 不登校を出さないためにも、
「1学期、一日も休まなかった人は2学期もがんばろう。1学期欠席があった子も、2学期は休まず来れるようにしようね」
 そんなふうに話しておくと良いかもしれません。

 長期不登校の子の「学校へ行かない理由」の第一位は「今まで行っていないから」です。逆に、がんばって学校に来ている子の「学校へ行く理由」の中には「今まで休んでいないから」というものがあります。休んでいない、という事実が「休みたい」気持ちの歯止めになるのです。5分登校しても登校には違いないのです。がんばらせましょう。
(先日、教育センターに相談に行ったご家族も「『学校へ行きたくない』と言い出したら様子を見ましょう。けれど絶対に休ませては行けません。遅刻しても、5分だけでも登校させるように」といった指導を受けてきました)。

 私たちも、新しい気分でがんばりましょう。