カイト・カフェ

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「公開参観日に」~その時間に何をすればいいのか分かる板書

 遅くなりましたが、「公開参観日」ご苦労様でした。2時間に渡って各教室を回りましたが、どのクラスも活気のあるよい授業だったと思いました。ただ、ふと気になったのは『板書はこれでいいのかな?』ということです。学習問題、あるいは課題の書かれているクラスがあまりにも少なかったからです。その少ない中での次の二つ、いかがでしょう?

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「生きていくために、必要なことは何か、考えてみよう」「できるだけたくさん ●に玉むすび、玉どめをしよう」。左の例では、「とにかくこの時間は考えればいいんだ」ということが明確です。右の例では「丁寧だとか、きれいだ、とかはとりあえず考えない、とにかくたくさんつくればいいんだな」と、これも授業の方向がはっきりとしています。

 黒板の課題(学習問題)は児童が授業の枠を知るとともに、授業者が学習内容を常にはずさないためにも、ぜひとも必要なものです。期日、単元名、課題もしくは学習問題、この三つは常に板書しておきたいものです。

 活動の注意が板書されている例もありました下は『書写名人3か条』だそうです。

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「1、足うらボンド」
「2、背中 ビシッ」
「3、おなか グー」。
 なるほど、こんなふうに書くと子どもに分かりやすいんだな、と感心しました。