「JR福知山線脱線事故を機に」

 

 休み中テレビを見る機会も多く、自然とJR西日本の事故報道に接することが増えました。そして暗澹たる気持ちになりました。

 

 一朝事故が起こると、それまで積み重ねてきたどんな努力も誠実さも、様々な技術開発やアイデアも全部無に帰して「生命尊重を第一としないJRの体質」といったことになります。日夜線路の状況に気を配って歩く保線区の職員も車両の整備に携わる人々も、正確で迅速な運行を支えてきた人々も十把一からげで、「JRの体質」なのです。私は、重大な事件・事故が起きた時、学校がどういう扱いを受けるか、といった視点でこの事故報道を見ていました。

 

 再び池田小のような事件が起これば学校は火達磨になってしまいます。学校ばかりでなく、「教育」自体が地に落ちてしまいます。また、そこまで大きな事件でなくても、マスメディアの攻撃を受ければひとたまりもありません。

 

 たまたま今回はゴールデンウィークの最中で、私もワイド・ショーを見ていましたが、普通の時でしたら昼間このような報道がなされていることに気づきません。私たちの勤務時間中、世の中の人々はこうした番組を通してどのような学習を積み重ねているのか・・・そういうことも考えさせられました。

 

 私個人も、身辺を整理し、生活を正そうと、ひそかに思ったりもしました。