親子・家族

「年寄りに必要な『キョウヨウ』と『キョウイク』」~母の誕生日に寄せて

母が93歳になった。大変なことだ。 ところで、老人にこそ、 「キョウヨウ」と「キョウイク」は必要だという。 何のことか分かるだろうか。 というお話。 (「ひとりぼっちの老後」フォトACより) 【母が93歳になる】 今日、7月7日は母の誕生日です。昭…

「何が出ても、すべてアタリの出産ガチャ」~子どもは生まれたとき、すでにたくさんのものを持っている  

久しぶりに二人の孫にあった。 特に1歳のなったばかりの下の子は、まるで違った子に育っていた。 しかも兄とも、顔以外は全く違っている。 出産ガチャ――子どもは生まれたとき、すでにたくさんのものを持っている。 というお話。 (「寝転ぶ赤ちゃん」フォト…

「家庭に居場所のない子どもたちと、子育ての複線化」~自分の居場所がない!③

普通の家庭なのに子どもの居場所がなくなるのはなぜだろう。 子どもは親をどうみているのだろう。 親と子の双方の立場から、 どうしたら居場所ができるのか、考えてみる。 というお話。 (「滑り台で遊ぶ家族」フォトACより) 【普通の家庭に子どもの居場…

「不幸な組み合わせ、幸福な組み合わせ」~自分の居場所がない!②  

子どもは、初めから異なった性格をもって生まれてくる。 親にも、親になって初めて知る自分の性格というものがある。 その組み合わせは千差万別、さらに他の要素も加えて複雑になる。 だから、 子どもの「居場所」をつくりやすい組み合わせと、そうでない組…

「eスポーツは天使か悪魔か」~ゲーム障害とプロ・ゲーマー

新型コロナ対策の外出自粛がゲーム依存を増やさないかと心配される中、 プロ・ゲーマーをめざすことで免罪符を手に入れようとする子どもたちが出てきた。 eスポーツも国体の中で開かれるようになった。 さて、この状況をどう考えていったらいいのだろう。 …

「階段を上る者、階段を下りる者」~子どもの成長と年寄りの老い 

新型コロナ事態のために会えずにいるうちに、 孫のイーツはどんどん成長していってしまう。 同じ時間を、年寄りの私は静かに老いの階段を下って行く。 しかしそれだって、案外悪くない。 というお話。 (「つかまり立ち」フォトACより) 【コロナで会えな…

「更新しました」~キース・アウト

いつに再開されるかわからない学校教育を待ってイライラするより、子の技術家庭科能力を高めて、近い将来、自分が楽をできる道を探る方がいい kieth-out.hatenablog.jp

「大人の相談はどこに持って行けばいいのか」~人生の最期をきれいに終わらせるために

今年起きた老人による二つの大きな事故・事件。 「東池袋自動車暴走死傷事故」と「元農水事務次官長男殺害事件」。 もちろんよそ事ではないが、我が身に置き換えたとき、 どう対処したらよいのか。 という話。 (「夕空と木の側のベンチと老人」パブリックド…

「死に逝く者にも義務がある」~カフェは月に逝った③(最終)

金曜日の深夜に倒れて 4日かけてウサギは死んだ 時間に余裕のあった分 家族として できるだけのことをしてあげることができた 私もそんなふうに 程よく病んで 程よく迷惑をかけ きれいに死んで行きたいものだ という話。 (シーナの結婚式の引き出物に添え…

「暖かな陽だまりに包まれたように」~カフェは月に逝った② 

最初の危機から一カ月余り ウサギの死は目の前に迫った しかし命は簡単には消えない 死ぬためにもやらなければならないことはあるのだ それがどんなにたいへんでも という話。 (カフェ=4歳のころ) 【ついにその時が来た】 普段、私は夜の時間を実家で過ご…

「ウサギが来た日、消えていく命」~カフェは月に逝った①

カフェは私のウサギです 7年前に我が家にやってきました その小さな生き物が 弱って 死ぬまでの日々 (カフェ:4歳ごろ) 【ウサギが我が家に来た経緯】 飼いウサギのカフェが月に向かいました。 ピーター・ラビットのモデルとなったネザーランド・ドワー…

「行きたいところが多すぎて立てられなかった旅行計画が、一発で決まってしまった話」

結婚式のために岩手まで行くことになった せっかくのことだから観光も そう思ったが行きたいところがたくさんあって計画が立てられない ところが秘策があって それですべてが一発で決まってしまった というお話。 (photoAC より) 【旅行計画が立てられない…

「久しぶりに招かれて、結婚式や披露宴はやはりやっておくべきだと思った」

久しぶりに結婚式に招かれて考えた やはり人並みに 式と披露宴はやるべきだ それは本人のためでもあるが 周囲を幸せにする 絶好の機会だからだ というお話。 【久しぶりに結婚式に招かれた】 岩手県で結婚式があって夫婦で参列してきました。娘婿のエージュ…

「自分の子どもを東大か医学部に入れる(ほぼ)確実な方法」~佐藤ママとボーク重子さんの話

優秀な子どもを育てた母親の持てはやされる昨今 しかし私は疑問だ まったく違う育て方で 同じように優秀な子が育つというところがわからない もっとも 答えは案外 簡単なのかもしれないというお話。 (オックスフォード クライストチャーチ 写真ACより) 【秀…

「『お母さんはこういう話が好きだ』ということの教え直し」~かつての教え子から相談を受けた件 2

すべての子どもは 親の期待に応えたいと思っている しかし同時に 子どもはしばしば親の期待を読み誤る 本人は意識していないのに そうやって事実が捻じ曲げられる というお話。 【続きを待たずに来た返事】 昨日の続きですが、私がそれを書き送る前に返事が…

「ついでに思う三つのこと」シーナ、レインボーママ(二児の母)になる(拾遺)

シーナの二度目の出産の折に感じた三つのこと 今の車でありがたかった 出産は案外金がかかる 女の子を持つということの特別な意味等 どうでもいいこと 三連発というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【ドライブ支援のありがたさ】 昨日書いた…

「初めてのことと慣れたこと、そして経産婦あるある」~シーナ、レインボーママ(二児の母)になる3

予定がすべて狂った第二子の出産 さらに 前回は里帰り出産で 母子同時退院 それが都会での出産となり 母子別退院となると さまざまに違った面が出てくるというお話 (写真はイメージ。本人ではありません) 【初めてのことと慣れたこと、そして経産婦あるあ…

「4年越しの産声」~シーナ、レインボーママ(二児の母)になる2

計画出産だったはずが緊急出産に 無痛分娩の予定が自然分娩に さらに「経産婦で安産」の期待まで裏切られ シーナは12時間半の陣痛に苦しむことになった しかし―― というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【2度目なのに時間がかかる】 さっ…

「絶賛、陣痛中!」~シーナ、レインボーママ(にじの母)になる1 

当てごととフンドシは先から外れる 無痛の計画出産だったはずのシーナの分娩は 赤ちゃんの都合で突然変更され 深夜の救急搬送となった その運命やいかに というお話。 (写真はイメージ。本人ではありません) 【どんなお産も100%安全ではない】 無痛分娩で…

「放っておいたら良い子が育った」という話は、すべからくまやかしだ

親はなくとも子は育つ 下手にいじれば悪くなる その子の望むように 好きなようにさせなさい そうすれば 放っておいてもいい子が育つ ――そんな言葉にゆめゆめ騙されてはいけない そこにはさまざまな仕掛けがあるのだから というお話。 -----------…

「あの人たちに恥という概念はないのか」~電車で出会った傍若無人な親子の話2

電車の中で出会った傍若無人な親子 あそこまで凄いとむしろ清々しい どうしてあんな人たちができあがってしまったのか あの人たちに恥という概念はないのか 少し考えてみることにした というお話。 (メアリー・カサット 「青い肘掛け椅子の上の少女」) 【…

「まったく躾のできていない子とその親たち」~電車で出会った傍若無人親子の話 1

地元に残してきた仕事もあって あわただしく東京を離れた電車の中で しばしばマスコミやネットで評判になる 「まったく躾のできていない子」たちに会った まるで絵に描いたような典型で むしろ嬉しくなった というお話。(エドゥアール・マネ 「鉄道」) 【…

「ボクは生き方を決めた」~孫のハーヴに見る4歳児の成長 3

両親の一方または両方が突然いなくなっても 平気でいられるのは何歳までだろう 父親が入院したときも 母親がお産でいなくなっても 間もなく4歳になるハーヴは平然と日常を過ごした そこになにがあったのか というお話。 (エーロ・ヤルネフェルト 「画家の…

「勉強のできる子に有利な社会」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか(拾遺)

私はそう考えないが 川崎事件の容疑者には同情すべき一点の事実があるという 複雑な家庭環境と成育歴だ しかし世の中には不幸な家族関係を抱えてもなお 普通に生きる人がいくらでもいる その人たちとは 何が違っていたのだろうというお話。 (ローレンス・ア…

「親が団結し、問題は細分化して対処する」~川崎無差別殺傷事件から何を学ぶか4 (最終)

川崎事件以来 全国の引きこもりの親と子供が追い詰められている けれど大丈夫 親が団結し、問題は細分化して対処する限り 道は確実に開けてくるというお話。 (吉田博 「精華」) 【8050はつまるところ経済問題だ】 引きこもりが長期化すれば親も高齢と…

「常に、全力で、家族のために、やりきる」~子どもが死ぬことをどう乗り越えるか 2

私に子どもを亡くした経験はない しかし家族を亡くすかもしれないという想いはいつもあった そして私の場合 子どもが死ぬことを乗り越える方法はひとつしかないと思っていたというお話 (アルベルト・エデルフェルト 「子供の葬式」) 私に、子どもを亡くし…

子どもには子どもの感じ方がある」~意味なく叱るよりは、意味なく誉めておく

親が語り掛ける言葉は 必ずしも意味あるものだけではない くだらないこともあれば 無意味な場合もある どうでもいい話もある しない方がいい話もある しかしどうせ大した意味もないなら とりあえず誉めておくのが一番いい という話。 【人間の躾には、延びて…

「子どもたちには次の人生がある」~進路が決まってから、親が注意しなければならないこと 

受験もいよいよ最終盤 進路が決まると子にも親にも さまざまな思いが生まれてくる しかし待てよ ここで対応を誤ると その数歩先で完全に手詰まりになってしまうことがある だから よくよく注意していこう というお話 【道は一つしか選べない】 ネットのニュ…

「親は、子どもの質問にどこまで答えられなければならないのか」~子どもの宿題が分からない!!

学校の出した回答不能の宿題がネット上で笑われている しかしそんな問題が出されたとき 普通の親はどう対処しているのだろう 子どもの問いかけに答えられないとき どうしたらいいのか そのために何を用意しておけばいいのか―― というお話。 (ルノワール 「…

「歌で交歓する親子たち」〜懐メロが、新しすぎて歌えない

(ヘラルト・ファン・ホントホルスト 「音楽会」) 9月の上旬だったと思うのですが、公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」というところが公募している「シルバー川柳」の入選作が発表されました。 その中に、 「懐メロが、新しすぎて歌えない」 というの…