2020-01-01から1年間の記事一覧
半分眠りながら聞いているあの、長く退屈な職員会議で耳に入ってきた知識が、いざというとき、決定的に役に立つ場合がある。 kieth-out.hatenablog.jp
娘からドラム式の洗濯機を買ったら生活が天国のようになった、 と連絡があった。 モノによってもたらされる幸福というのが確かにある。 私の場合、それは「瞬間湯沸かし器」と「電子レンジ」だった。 という話。 (写真:フォトAC) 【シーナ、舞い上がる…
アメリカという国のかたちと、 アメリカの正義について考えていたら、突然、気づいた。 人権に対するあの厳しい姿勢はアメリカならではのものであり、 それをそのまま日本に移植すると、ほんとうに辛くなるのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【ハラハ…
ジョー・バイデンの勝利宣言は実に平凡で、だからこそ久しぶりに感動的なものだった。 ドナルド・トランプがウケ狙いで次々と繰り出す政策や発言のために、 多くの人々が苦しみ、憎しみ合うことになったが、 選挙の勝敗に4日もかければ、たいていの人々はと…
私が子どもだったころ、すべての起源はアメリカにあった。 政治・経済・文化のあらゆる面で、アメリカは私たちの目指す目標、憧れの対象だった。 それはアメリカが真に偉大だったからだ。 怪物トランプの出てくるまでは。 という話。 (写真:フォトAC) …
時間のかかったアメリカ大統領選挙の開票もようやく終わり、 ジョー・バイデンが次期大統領になる。 しかし4年間のトランプ政治が残した傷はあまりにも大きく、 アメリカはとんでもなくつまらない国になってしまった。 分断なんて昔もあった。 しかしかつて…
スポーツや文化活動に目を輝かせたり、身の回りを整え、生き物に心寄せたりすることよりも、英語やプログラミング学習をした方が子どもの成長に資すると人々は考えた。 kieth-out.hatenablog.jp
新型コロナの感染者は完全には捉えられていないという不信感があるためか、 あまり見かけないのだが、 「新型コロナウィルス感染症による死亡率の国際比較」という試みも あんがい面白いのかもしれない。 そこから見えてくるものも意義深いはずだ。 という話…
ネット社会では必要な数値やグラフはどこからでも引っ張って来れると思いがちだが そうでもない。 誰かによって集められまとめられた統計は、最後まで誰かのものだ。 少しでも自分から関与すれば、おのずと分かってくることもある。 という話。 (写真:フォ…
数字は客観的なものだから間違いを犯さないと思われがちだが、 実はさまざまなことを行う。 数字がウソをつき、グラフが人を騙すことがある。 しかしそれでも、数字やグラフは真実を浮かび上がらせることが多い。という話。 (写真:フォトAC) 【数字とグ…
北半球では寒さが増して閉め切った生活を始めたためか、 新型ウィルス感染が第一波をはるかに凌ぐ規模で広がっている。 特にヨーロッパで深刻だ。 しかし我が国も含めて、諸外国に関心を向けている余裕がない。 こんな時こそしっかりと見ておく必要があるの…
明日はハロウィン。 土曜日が重なるなんて、そうあることではない。 本来ならたいへんな騒ぎになるところだがこのコロナ禍、 どうぞ若者が家でおとなしく過ごしてくれますように。 どうぞ渋谷に出てきたバカ者が、その愚かさにふさわしく、 全員アマビエであ…
世の中には自分の領域を厳しく限定し、 その中で完璧を期すプロフェッショナルがたくさんいる。 彼らすべてが一流であるわけではないが、 すべてが誇りをもって仕事にあたっている。という話。 (写真:フォトAC) 【肉体労働者:生頼範義】 昨日、イラス…
私が青春を送った1970年代、 高度成長の終わった73年以降は曖昧で不安で先の見えない暗黒の時代だった。 そんな中で私たちは宇宙やオカルトや古代文明に逃げていたのかもしれない、特に私は。 それを思い出させたのが、アリアナ・グランデの「God is a…
何という気もなしに聞き始めたアリアナ・グランデの「7rings」 見始めたライブ映像。 しかしじっくり向き合ったら、 とてつもなく深い才能が、複雑に絡み合っていることが分かった。 アメリカ恐るべし。 という話。 (写真:フォトAC) 【7rings(七つの…
学問も芸術も暇でないとできない。 40年あまりも仕事と家庭に夢中になって、 新しい音楽や芸術に出会うこともなく過ごしてきた私は、 ある日、とんでもなく意にかなう音楽と出会ったのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【学問と芸術は暇でないとでき…
押印廃止と文書のデジタル化・オンライン化で保護者は楽になり、教員は苦しむ。 それだけならまだしも、子どもの躾が妨げられるとしたらどうだ? 親が楽をするほど子どもはダメになっていく。 それを考えると私はもう狂死しそうだ。 という話。 (写真:フォ…
官邸のハンコレス方針に従って、文科省も学校に押印の廃止を指示したという。 親に押印させる書類なんて、さほどないと思うのだが、 それでもやめて、オンラインで連絡できるようにするらしい。 保護者には便利かもしれない。しかしこれで学校は死ぬ。 とい…
隣り百姓とはいえ、私だって他人のフンドシをあてにしていただけではない。 時には誰か役に立とうと頑張っていたこともある。 もっともこの世界、 「自分のために」が「誰かのために」であることも少なくないのだ。 という話。 (写真:フォトAC) 【他人…
教育に関する実験的なことは外国にやってもらい、 成果は我が国で利用すればいい。 同じように無意味な努力をしないで済むように、 いつも周囲を見回していることは多忙な学校教師の必須な条件だ。 という話。 (写真:フォトAC) 【隣り百姓の伝統】 昨日…
新聞によると、IT先進国の韓国ではオンライン学習ならではの問題が出ているらしい。 いずれも私たちの想像を越えるもので、実際に始めて見ないと分からないことばかりだ。 やはり新しい教育のやり方は諸外国で試してもらい、成果は我が国で、 それでいいじ…
作家の林真理子さんがエッセイの連載1665回でギネスに登録された。 私のブログは今日で3565回。 ギネスとは言わないが、もう少し読んでもらえてもいいじゃないかと、 愚痴が出そうになる時もある。しかし――、 という話。 (左)「アフター・フェア」…
新型コロナ事態が終わっても、 可能な限り、仕事はリモートワークでという流れは変わらないだろう。 しかしそれが向く人、向かない人、そして向きすぎて心配な人もいる。 ある意味、在宅勤務は家庭にこそ課題がある。という話。 (写真:ファトAC) 【ポス…
政府に関わる書類から、一斉に押印がなくなる勢い。 その流れは当然、都道府県から市町村、そして学校へと降りてくるだろう。 必要ないものは淘汰されてしかるべき、 それはそうだが、やはりなあ・・・ という話。 (写真:ファトAC) 【印鑑がなくなるか…
道徳やマナーの基本は「その行為は美しいかどうか」だ。 トリキの錬金術師たちはその基準で自分を見ることができない。 美しいこと・よいことは、それくらい学ぶことが難しい。 まあしかし、ガキのやることだ、少しは大目にみてやろう。 という話。 (写真:…
トリキの錬金術が話題となった。 もちろん大半の人たちは冷笑する。 古代~中世の錬金術師と同じように、 現代の錬金術師にも決定的に理解できていないことがあるからだ。 という話。 (アドルフ・ヒレミ=ヒルシュル 「アケローン河の御霊」) 【トリキの錬…
デジタル教科書の強みは、何といってもインターネットとの相性がいいことだ。 教科書の記述から、どんなコンテンツへもいくらでも飛んでいける。 もちろん最初はお仕着せのものであっても、 やがて私たちは、自分が教えるための自分だけの教科書を、 自由に…
アメリカの教科書は、何もかも情報が山ほど入って、 百科事典のように厚いらしい。そしておもしろい。 しかし日本の教科書は、ひたすら薄く、軽く、 フルカラーで・・・そして分かりにくい。 という話。 (写真:フォトAC) 【アメリカの教科書は面白いら…
児童生徒に一人一台のパソコンが配置されるようになり、 それに合わせて教科書もすべてデジタル化しようという話が出ているらしい。 いいじゃないか。 これで教科書は、仮想空間で莫大に膨らみ、勉強は大いにしやすくなる。 という話。 (写真:フォトAC)…
トランプ大統領、病院内でもやはりひとの言うことをきかないらしい。 ものの考え方の一部がチコちゃんと同じ5歳児で、 思ったことはすぐに口にし、行動に移さないと気が済まない。 しかしそれがアメリカで、感染が収まらない理由もそこにあるのだろう。 も…